名前:小林さん
場所:アメリカ / ラスベガス
目的:語学留学
大学時代は経営工学の勉強に励み英語はほとんど勉強していなかった。しかも海外経験なんてほとんどない。英語もぜんぜん話せない。それでもアメリカに行くことを決意した。そんな彼がどのようにしてラスベガスで過ごしたのか。多くの苦労の中で得たものとは。
なぜアメリカに行きたいと思ったんですか?
自分がアメリカに友達がいたとか、前に行ったことあったとか、憧れてたとこかでもないんです。自分の大学の学会が開かれる場所が偶然にもラスベガスだったんです。少し消極的な理由かもしれませんが、海外経験が乏しかった自分はこれをきっかけにして行きました。きっとみんな何かしらきっかけが必要で、それは本当になんでもいいと思うんです。
実際に行ってみてどうでしたか?
とってのいい経験を積むことができました!もちろん僕は英語が苦手な状態で行ったので、そう簡単に意思疎通はできません。でも、言葉が完全に通じ合えないと本当に人って努力しあうものなんです。話す方は伝えようと一生懸命に身振り手振り、聞く方は理解しようと一生懸命耳を傾けうなずく、そうするとちゃんと伝わっているんです。いつのまにか友達もでき、本当にいい経験でした!
どんなところが良かったですか?
僕は相手を外国人として見ているんです。そして自分は英語をうまく話せないので、びくびくしながら最初対応していたんです。でも接するアメリカ人はみんな自然に話しかけてくれるんです。勝手にゆっくり英語も話してくれるんです。
アメリカには本当に多様な人種の人たちがいます。そのためか、アメリカ人はアメリカにいる人をみな地球人みたいな感覚で接してくれるんです。そこに差はなく、英語もみんなが話せる訳じゃないからゆっくり話そう、みたいな雰囲気があるんです。
勝手に僕がびくびくしていただけだったんです。聞き取れないときに堂々と「Could you say that again? もう一度言ってくれますか?」と言うようになってからコミュニケーションが円滑になった気がします。
イメージと違ったところはありましたか?
アメリカには空気を読むというのはほとんどなかったです(笑)みんなストレートにばしばし口に出すんです。空気を読むというのは日本独特の文化と言われていますが、海外の経験が初めての僕は戸惑ってしまいました。
それでも、海外に出て、比較対象をもって初めて日本をちゃんと見ることができるんだ、と感じました。日本にいるだけじゃ日本のことはわからないんです。外側から比較してあげながら見ると、良さも悪さもよくわかるんです。
悩んでいる人に一言
能力は行けるかどうかに関係ないんです。よく自分は英語もぜんぜんできないから海外に行くなんて、、、。という声を耳にします。行く行かないに能力は関係ないんです。行きたいなら行くべきなんです。
行くことによってたくさんの経験を得ることができます。その経験が可能性を広げてくれます。その可能性が成長になるんです。自分が行けるかどうかなんて悩まなくていいんです。