名前:池田さん
場所:バーレーン / マナーマ
目的:語学留学
日本人がなかなか行くことのないバーレーン。国土は東京23区の広さとほとんど変わらない。そんな小国でどのような経験を積んだのか。海外での経験を多く持っている彼女だからこそ、彼女なりの海外経験への考えがあった。
なぜバーレーンに行きたいと思ったんですか?
日本政府のプロジェクトでバーレーンの子が私の家にホームステイしていたんです。仲良くしている内に、その子が今度は「バーレーンのうちにきなよ!」と招待してくれたんです。このことがきっかけでバーレーンに行くことを決めました。
実際に行ってみてどうでしたか?
私は海外で異国の文化に触れることが大好きなのですが、イスラム圏はこれが初めてでした。私にとっては映画の世界でどんなところなんだろうと想像を膨らませていました。そして経験したことはどれもこれも初めてのことばかりでした。砂漠のドライブや服装、食べ物など本当に日本では味あうことのできないものばかりでした。
どんなところが良かったですか?
国民の人はほとんどイスラム教なのですが、イスラム教と聞いてどういうイメージを思い浮かべますか?きっとあまりよくないイメージを持つ方が多いのではないかと思います。そしてそれはおそらく世界的に見てもそうで、現地の人もそのことを改善すべき問題として捉えていました。私が現地で知り合った人たちはみんな優しかったです。みんなイスラム教のイメージを良くしようと、みんなにちゃんと知ってもらおうという気持ちで接していると言っていました。
そしてバーレーンはとても小さな国で人口も少ないのですが、そのためか一人一人が国の代表としての意識を持っているんです。みんな日本から来た私に対して、バーレーンでいい思い出ができるようにとても歓迎してくれました。
イメージと違ったところはありましたか?
イスラム教のみんなは稼いだお金を恵まれない人に分け与えることがよくあります。これは日本とはとても違うところです。日本ではホームレスの方々に個人が直接何かを与える機会はほとんどなく、助けようという文化はあまりないように感じます。
それが良い悪いではなく、
違った文化を知ることができとても新鮮であり、
イスラム教のイメージがとても変わりました。
悩んでいる人に一言
人生の選択肢が広がります。それは本当にとても広がります。友達にしても、情報にしても、仕事にしても、何かを選ぶとき、自然と選択肢が広がっています。
そしてその選択肢が広がるということは、可能性が広がるということです。選ぶ選ばない自由。どうせなら選ぶことのできる範囲が広い方がいいですよね。
ぜひ一歩を踏み出してください。