【Kana’s Action】読んで観て学べアイルランド!:北アイルランド問題を考える!『ベルファスト71』でイギリスの兵士目線のアイルランドを観る。

 

12代目アイルランドOneやまかなです。
2020年1~3月、3か月間アイルランドで留学をします。
登場ブログは【こちら】、今までのブログ記事は【こちら】をご覧ください!

 

「読んで観て学べアイルランド!」シリーズです!
アイルランド留学に向けて、書籍を読んだり映画を見たりしているので
そのレビューやそこから得た新しいアイルランド情報について紹介しています。

他の本や映画のレビューはここにまとめています!ぜひご覧ください!

 

■今回観たのは:映画『ベルファスト71』
監督:ヤン・デマンジ

北アイルランド問題(Northern Ireland Conflict)について学ぶ今月です。

英語版のタイトルはシンプルに「71」。

(画像はLucky Nowさんのブログから拝借。)

 

衝撃的な映画でした。まずは予告編の映像をご覧ください。

こちらが2分版

 

こちらが6分半版です。

アイルランドのある街に、若いイギリスの新兵が取り残されてしまい、
ネタバレをすれば、生き延びるまでの一夜を描いた作品です。

誰が味方で、だれが敵かわからない。

この映画のすごいのは、ひたすらその新兵さんにカメラが密着しているような感じのカメラワーク。
観ている私たちも、一緒に新兵さんとサバイバルをする感覚になるんです。

いろんな人が出てきて、いろんな人の名前も出ては消える。
登場人物とかわからん。もう新兵さんの前にいろいろなことが起きすぎ。

ホラーってジャンルに入ってたんですけれど、ホラーでした。

 

 

ちなみに、誰が味方で、だれが敵かわからない、とさっき書きましたが、
たぶん、北アイルランド内もそうだったんだとおもうんです。

主人公を助けた人が殺されたり、国民同士がお互いを疑い合う。

「あなたと同じ若者じゃない!」と殺さない派のお母さんがいる真横で
容赦なく打ち殺す若い男の人。

人の家で容赦なく人を撃ち殺し、人の家の壁に血の跡が付く。

当時は、北アイルランド内でも一人一人の考えや信念が違って。

いろんな複雑な思いが交差していたんだな、ということが、この映画でわかりました。

 

 

調べてみると、この作品は「血の日曜日事件の前夜という設定」だそう。

血の日曜日事件というのは、さらに調べてみると1972年1月30日の出来事で、
ロンドンデリーでデモ行進をしていた市民の27名のうち、イギリス側の襲撃で14人死亡13人負傷になるというもの。

つまりこの映画の作品は1972年1月29日の出来事。

 

 

北アイルランド問題が、ただの宗教問題ではなく、本当に複雑で、
もはや「正義」とか何かわかんない、ごっちゃごちゃな状態だったんだということが、
まだ、ほんの少しかもしれないけれど、わかりました。

 

今、ブレクジット関連で、アイルランドの中ではまた新しい渦ができているようです。
全然想像力足りてないけれど、きっとまた国民は1人1人考えていることがあるのかもしれない。

 

逆に、日本って、内戦というか、紛争って、
こう一人一人が、国についてや「正義」について、
考えたことって歴史上あったんだろうか、って、ふと疑問に思ってしまいました。

 

 

ネタバレすると、主人公は最後、無事生き残ったんですけど、軍をたぶん辞めて?故郷に帰ります。

そこで、たぶん、PTSDみたいな、後遺症残ってるんだと思うんです。それを思わせるシーンがありました。

生き残ったとしても、心の傷がこうして残る。

こうしたことが、若い新兵に起きてしまう

国家って、平和って、正義って、なんなんだろう。

 

 

アイルランド留学まであと2週間。
今月になってやっと北アイルランド問題についての映画を観るようになって、
それについてのブログを書くにあたりより詳細を調べるようになって、
こんなに苦しい気持ちになると思わなかったです。
このブログがすごくわかりやすくまとめてます。私もこんな感じでまとまったもの書きたいぐらい。

 

 

今日はここまで、以上です!

他の本や映画のレビューはここにまとめています!ぜひご覧ください!

 

—–

【やまかなSNS!ぜひフォローください🌸】

やまかなInstagram:https://www.instagram.com/ky817/

やまかなTwitter:https://twitter.com/ky817