【Kana’s Action】読んで観て学べアイルランド!:ポリティカルサスペンス!実話を映画化した「ジャドットビルの包囲」で胸が痛くなる。(ネタバレ)

 

12代目アイルランドOneやまかなです。
2020年1~3月、3か月間アイルランドで留学をします。
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「読んで観て学べアイルランド!」シリーズです!
アイルランド留学に向けて、書籍を読んだり映画を見たりしているので
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■今回観たのは:映画『THE SIEGE OF JADOTVILLE

邦題は「ジャドットビルの包囲」だそうです。

(画像はNETFLIXから)

1時間48分の映画です。Netflixでは日本語の字幕付き。

Netflixからあらすじを…

傭兵の大軍が無防備な国連軍を包囲
退路なし、孤立無援、政府にまで見捨てられ…それでも最後まで任務を全うした男達の実話。

そしてこちらがトレイラー。(英語のみ)

 

実話の映画です。歴史の勉強になったし、色々考えさせられました。

あ、ネタバレです、気を付けてください。

1960年代。国連平和維持軍として、国連から南アフリカのコンゴのジャドットヴィルに派遣されたアイルランドの兵士150名。
中隊長の主人公さんは戦争の歴史を本で読んで戦術を学んだ程度で、実戦経験はなし。それは、兵士全員そう。
最初のほうで「アイルランドは今まで侵略や侵攻をしたことがなく、だからこそ今回の国連平和維持軍として派遣されることは誇りだ」的なことを言っているんですが、そうなんだ…とまず勉強になりました。

で、南アフリカにいざ現地入りすると、現地の子どもたちが手を振ってくれたりして、「うぇーいw」とテンションが上がり、
駐留先の基地に付けば集合写真を撮るアイルランド兵士の平和ボケっぷり。笑
一方で中隊長さんは、三方向から攻められちゃう弱弱しい基地に危機感を抱くわけです。

すると、急に襲撃を受ける
相手は、ベルギーとフランスの鉱山会社に雇われたカタンガ州憲兵隊、約3000名。
「鉱山会社の警備隊」という程にしていたようで、国連側?も気づかなかったよう。
でも、これがまたすごくて、全員生き残るんです。
しかし、基地に予備の武器やらがなく。援軍を呼ぶのですが、なんとまあ助けてくれない本部。

そこで、現地で親切に情報を提供してくれる住民の方がいて、私も衝撃を受ける言葉が出てきました。
ジャドットヴィルには、広島・長崎に落とされた原爆の原料があると。
急に「Hiroshima and Nagasaki」って俳優さんが言うから、イヤホンつけてた私、飛び跳ねてしまった。

ということで、襲撃相手はどんどん人数が増え、
最終的には150人VS3000人、しかも援軍なしというもう絶望的な状態に。
理由は本当にネタバレになるので書きませんが、もう、考えさせられる。なんかもやもやする。

基本的には防衛戦の映画で、本当にネタバレすると、1人も死なないんです、アイルランド側が。
なので、人が死んだり、血が流れたり、そういう怖い系の映画私すっごい苦手なんですけれど、
そこまで重い気持ちにならず観ることができました。

むしろ、めっちゃ、勉強になりました。
というか、歴史って、戦争って、平和って、国連って、って、いろんな疑問が浮かんできました。

 

政治的な駆け引き。国連の会議のシーン。「大人の事情」。

狙撃手が「当たるのが楽しくなってきたんです、怖いです」と中隊長に相談するシーン。

2005年まで正式に認められなかった任務。全員必死に生き残ったのに「臆病者」と世界に言われた当時。

アイルランドで待つ奥さん。生還後のハグ。

150人の兵士全員の中隊長への敬礼。

そして、兵士一人一人をすっごく大切にする中隊長さん。

 

 

あー、なんだろう。国や世界のために、すっごい必死に戦ったのに、歴史の闇に隠されていたこの事実が衝撃的過ぎて。

こうして映画化されて、沢山の人に観られてることで、私たちも「世界」をまた新しい視点で見ることができるし、

「アイルランド」の、150人の彼らの功績を、名誉を多くの人に知ってもらえることができるんだろうなと思うんです…。

 

戦争系の映画では、アメリカの独立戦争の「パトリオット」以来、感動して、好き?になれた作品でした。

本当に、血が流れる映画大嫌いな私なのですが、気軽に観れるほうの映画なので、苦手な人、大丈夫です!!!

 

 

最初は、アイルランドと国連?戦争って、アイルランドって、強いの?と何の前の知識もなく見始めた映画でしたが、

こんなにも勉強になって考えさせられてもやもやさせられる近代世界史的な映画だとは思わなかったです。

これがアイルランド留学中にどう生きるかはわからないけれど、

アイルランドに留学することをきっかけにこの映画に出会えたことが、この史実を知ることができたことが、本当に良かったと思いました…。

 

 

今日はここまで、以上です!

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