【Kana’s Action】留学の準備を始めよう:留学促進で大事なのは「傾聴力」!

 

12代目アイルランドOneやまかなです。
2020年1~3月、3か月間アイルランドで留学をします。
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さて、先月はVisionari Workshopというカードゲームを通してSDGsについて理解した後、
次にどうActoinするの?を考えるためのワークショップに参加してきたのですが。

今回は、周りの人たちとどう協働して、SDGsの課題を解決していけばいいだろう?
ということを考える、チームのアウトプットを高めるワークショップに参加してきました。

これが、私がこれから、留学の魅力を発信していくうえでも、必要だな~と思ったスキルだったので、感想をシェアします。

SDGsに限らず、「新しい何か」などをを社内で推進していくとき。
お互いの意見が違ってぶつかり合うときがありますよね。
でも、表面的なぶつかり合いだけだと、
お互いの中が悪くなりチームの質も下がり、アウトプットの質も下がる。

話を聞いてくれない。心を開いて相談することができない。
だから、お互いの深いところ、そもそも「ニーズ」をお互い理解した議論をしないと、
アウトプットの質って高まらないんじゃないか?素直に率直に話し合えないんじゃないか?
ということで、
お互いの「ニーズ」を引き出すワークショップだったんです。

 

そもそも、これから人や組織が変容のために必要な物は、
対話というプロセス、そして、感情に働きかけるということ。

例えば組織にいると、役職関係などを私たちは実は無意識に意識していて、
私たちは言葉や態度にそれが出てしまっています。
感情を押し殺して、表に出さず、仕事をしている人もたくさんいます。
営業と開発が1つの商品についてもめているときに、お互いの立場だけでぶつかること、あったりしますよね。
「だから営業は…」「だから開発は…」とお互いを批判的に見るところで止まってしまう。

でもこれからは、「人間性そのものを見る」、つまり人間として意思決定がしていけるかが、
SDGs推進に限らず、これから大事になっていくのではないだろうか、
人間らしく感情を大事にしながらロジックを組み立てていけるかが、
これから大事になっていくのではないか。

そして、実際に感情に働きかける動きをしたときに、
お互いの本当のニーズを満たし合えているか、
そもそも今抱いている感情はポジティブやネガティブな感情なのか、
自分で振り返られるのか、自分で自覚しているかどうかはとても大切なのではないか。

 

 

この話を聞いていて、私はグループにこんな思いをシェアしました。

私は、今までの職場で、2人の”表面的”な対立の間に入ることが多く、
2人が例えば生理的にもう会いたくない、嫌い、となったときにも橋渡しのような役割をしていた時もありました。
そのお互いの調整をする時間や、片方ずつの話を聞いている自分の精神をすり減らす機会が多かったんです、と。
だからもう組織やグループで働くことに正直疲れていて、悲観的な意味でも個人事業主として歩み始めているんだと思う。と。

するとそのグループにいた人が、「2人を合体した、その時のその場」と「私」の2つのそれぞれの「ニーズ」を考えたことはある?と聞いてきました。
私は聞き上手だから、「その時その場」のニーズに寄り添いすぎて、「私」のニーズを無視していなかったか。
私を苦しませていなかったか、ないがしろにしていなかったか。

講師の方も、「社会貢献」のはずが、気づいたらそれって「私がやってあげてんのに」になることありますよね。と話されて、ハッとしました。

人や組織の変容のためにと動いている自分自身が、感情を抑えて、相手の感情に寄り添いすぎていたこと
寄り添ったうえで転換を試みることにばかり意識が行っていて、自分の感情をそんなに意識していなかったかもしれないということ。

相手に寄り添いすぎて、自分が「心理的安全性」を抱けず、自分の感情を表に出せないため、
自分がその場にいて違和感や悲しさを抱いてしまう
なので、相手が問いかけをしなければ、自分で勝手に蒸発し、組織を離れて行く。
そうして相手が聞いてこない人なのならその組織は課題意識は低いしアンテナ張ってないし傾聴力が弱いな、終わっているな、と勝手に判断していました。
つまり、「貢献」が「やってあげてんのに」に変わった瞬間に、組織を離れていたのでした。

 

つい最近も、それで、社会人学生団体の代表を降りてコミュニティを離れたばかりです。

あ、でも、今のメインの職場は、結構自分の感情を吐露できる場だし、自分の感情を冷静に?見ることができるようになってきたし、聞いてくれる方がいるので、大丈夫なほうです。笑

 

さて、そんな話もあったうえで、ワークショップとしてやったのはエンパシーサークル

話し手が5分自分のSDGs推進について悩んでいること、感情が動いた話を話し続け
その感情を聴き手であるグループのメンバーが聞き出し
そこからグループのメンバーが話し手がおそらく持っているであろうニーズを
上記の写真のようなカードから選び渡していくもの

感情を聴きだすときには、リストを渡されたのですが、
色々な感情の表現の仕方があり、普段使ってる表現が本当に限られたフレーズであること、語彙力のなさを実感しました。
(講師によると高校生に対してこのワークをやったら全部ひっくるめて「ヤバイ」「エモイ」しか言ってなかった、と気づいてました、と笑)

カードはNVCジャパンのカード。「共感トランプ」とかも出しているところです。

 

私は、自分の本音を話していい環境に心を開き、
現職のことについて思っていることをだらだらと5分話しました。

そしてその結果、上の写真が、グループのメンバーが思った、私のニーズです。

よく、周りの人から、「やまかなは〇〇だよね。」と言われる言葉もありつつ、
気づきとしては私の話を聞いて私の本当のニーズは「帰属」なんじゃないか、と言ってくださった方がいたこと。
私は「組織が改善点が沢山ありすぎてツライ」と話したのですが、それを聞いて、
「悔しい」「もどかしい」などの感情がないか、その方は聞いてくださり、最終的に
「本当はその職場やプロジェクトが大好きだから、もっとよくしたいから動いているじゃないかと思った」と上の右半分のカードたちを選んでくださいました。

左半分はもう一人のグループメンバーですが、
「やっぱりやまかなさんは聞き上手、みんな頼ってきそう」とお話しくださいながら、
「自分で言ったことはちゃんと突き通していることを感じた」ということで、
「一貫性」や「自分で責任をとる」を選ばれたそうで。

出会って立った数時間、私の話をしたのはたったの5分なのに、
もうずっと仲が良いかのように、本音で語り、こんなにも私を理解してくださった2人

そのあと、3人でアドバイスや感想を言い合いましたが、すんなり入ってくるお2人の言葉

 

ワークショップが終わってから、会場で思ったことをシェアし合ったのですが、

・カードがないとそれこそ表面的で終わりそうだった話が、
カードがあることで深まったり、共通言語ができたなと思った。

・自分の認知しない言葉に出会える(さわる、みえる)

否定されないで聞ける安心感はいい。評価判断しがちな自分に気づいた

・ビジネスの文脈では感情を抑えていることに気が付いた

表面だけでなく深いところまで知れた、人としてのその方を知れた

などどんどん出てくることが止まらない。

 

 

何か課題解決をする時、何かを推進するとき、
色々な手法や方法論はあるけれど、
そういったツールやメソッドではなく
まずはこのワークのような、
一緒に歩んでいく仲間との深い意味での相互理解が大事というか、
それありきなのではないか、という結論に、非常に納得が行きました。

 

 

そして、最後に講師の方が話されたことでストンと落ちたのは「傾聴力」の話。
これが、一番、関係性作りで大切ということ。

こうしたワークで、お互いが心理的安全性を持てていたこと、気軽に本音で話せたのは、
その場があったからであり、
その場を作っていたのは、何も評価などをせず聞いてくれている周りの人たちがいたから

残念ながら私たちは発表の仕方などは学校で学ぶけれど、聴き方は習わない
でも聴く側が真剣に見てくれている、すべてを受け入れようとしてその場にいる、といった、
聴く側の姿勢で話しやすさは変わるんだ、ということ。

実際に話す側の人の目の動きや身体の動きで感情の変化をより理解することができるわけで、
そこに、受け取り手である人が、しっかりと「聞く」ことで生まれるその好循環や力はさらに増えるということ。

 

確かに、年上の男性の方とご飯に行くと、「この子にアドバイスをしてやろう」ってスタンスで聞いてるなーって感じの人がいたりするんですけれど
そういうのを感じた瞬間に本音で相談したり話す気が確かに失せるんですよね。笑

評価とか、見極めよう見たいな気を全くしないで話を聞くスタンスの人だと、
本音がどんどん出てくる、みたいな。笑

 

 

しかも、私自身がワークショップで経験したように、
自分のニーズを相手が認知してくださった段階で、アドバイスをしてくださると、入ってくるんですよね

分かってもらえないうえで話されても、自分の感情が納得していないわけだから、
なんか的外れなアドバイスを受けている気がして、渋々やるか、はいってこないか、なんですよね。

コーチング的な感じですけれど、いったんすべてを聞き切ったうえでアドバイスをするって大事だなと思いました。

 

 

で、それが「留学」とどう結びつくか、って話なのですが。

「留学」を薦めていくうえで、やっぱり相手が本当は何を求めているかって聞き出すことって大事だなと思っていて。
「留学」の定義って本当に膨大で。それこそ「教育」とかと同じぐらいに。

その人は、単純にあこがれを持っているのか、実は何か深いところに強く秘めた思いがあるんじゃないか、とか
そういったところを聞いて、理解してあげることで、
それなら、ボランティアがいいんじゃない、とか、インターンがいいんじゃない、とか、
語学留学、交換留学、短期留学、長期留学、アジア留学、ヨーロッパ留学、世界一周、バックパッカー、
ホームステイ、ファームステイ、シェアハウス、学生寮がいいんじゃない、とか
話ができるんじゃないかなって思うんです。

今の仕事でも、留学フェアや説明会で、やっぱりアドバイスを求められるんですけれど、
限られた時間の中で、やっぱり相手が話す時間を可能な限り作って、相手からいろんなことを聞いて、
そのうえでその時間の中で自分が感じた相手のニーズや、作り上げた関係性の中から、
その時私自身が感じたアドバイスを伝えていくのを意識しないといけないなって思いました。

ただ、「いや留学いいよ!」って押売りしたり、
その人の話を十分に聞かずに独断と偏見で「いやーだったらこれやりなよ~」ってアドバイスすると
たぶんその人はブースを離れた瞬間に、私が話していたことなんて、忘れちゃいますもん。きっと。

自分の中で留学に関しての情報やデータベースが豊富だから、話したくなるのもわかる。笑
でも、自分がこのサービスを宣伝したいって想いが先行しちゃうと、むしろ届かないよなって。改めて思いました。

だから、そのためには傾聴の力ってすごい大事だし、
私に心理的安全性を感じて自分のことを気軽に話してもらえるような、そんな空気や雰囲気を作れる?持てる?人になりたいなって。改めて思いました。

 

不安なことが多すぎる留学だからこそ、
アドバイスをする側も、不安を払拭できるような人であって、
だからこそ不安な人は自分の不安を吐露できて、
そのうえで不安を払拭できるような声掛けをしたりアドバイスをできる人に出会えること
結構大事なんだな~と思った次第でした。

そんな人になりたい!

 

以上でした。