【Kana’s Action】「留学」という選択:帰国子女が語学留学をする理由

 

12代目アイルランドOneやまかなです。
2020年1~3月、3か月間アイルランドで留学をします。
登場ブログは【こちら】、今までのブログ記事は【こちら】をご覧ください!

 

One応募時にnoteにも投稿した内容をここで改めてまとめようと思います。

なぜ、「帰国子女」の「私」が「留学」をするのか、ということ。

事実、私は5年間アメリカのワシントン州に住み、現地校に通いました。
さらに、今日本でも話題の国際バカロレア(IB)の数学と美術を履修しており、
授業態度なども評価され、高校では3年次に学年から3人選出される賞を取り、卒業時はGPAが上位10%。
帰国後、”帰国子女”にしては高くないのですが、TOEFLを80点、英検の準1級を取り、
TOEICは学生時代の就活時、945点を取りました。

大学は国際系の学部に進学し、国際交流団体等で留学生と日本人学生の間に入る役を買い、
ボランティアで日本文化の紹介やツアー等を実施。
国際学生会議(ISC)や日加学生学術会議(JACAC)にも参加し、
大学の英語スピーチコンテストでは最優秀賞を受賞
教職課程で中高の英語の教員免許を取得し、AEONに通ってJ-SHINEという小学校英語指導資格も取得。
現在、複業としても同時通訳や翻訳をしたり、ベビーシッターで幼稚園児に英語を教えています。
今も、教育実習中ですが、私立のバイリンガルクラスに配属され、小学校4年生に英語で教科を教えるサポートをしています。

英語力に関しては、そこそこ問題がないのだと思います。というか意識めっちゃ高いというやつ。

そんな自分の海外経験から、アメリカはじめ海外に出ることを日本人にすすめるため、
英語の先生を目指すところからキャリアを歩み始め、教育に軸を持ちながら、
留学促進の国家プロジェクト「トビタテ!留学JAPAN」にまで関わるほどになりました。
今は、日々、「留学しようよ!」といろいろな世代にメッセージを届ける日々。
家族や、周りの人は、「自分の海外経験をきれいにキャリアや行動に活かしていて、素晴らしいね」というんだろうなと思います。

 

学生時代の私は、たしかに優越感に浸っていました。

そして、最近までやはり「帰国子女」を優位に見ていたと思います。

しかし、トビタテで働いていて気づきました。

私は、私の環境にとことん甘えまくっていたんです。

 

 

自分の力で留学した人たち。彼らと、帰国子女の違いを3つ紹介します。

 

①留学は自分起点である

中学受験が終わった後に親に渡米宣言を言われ、
言われるがままにシアトルの隣町の公立中に入れられ、
補習校や美容室、病院、塾、もろもろ、親が探してきてくれて私は車に揺られてついて行くのみ。
くるみ割り人形のバレエも、イチローのマリナーズでの試合も、ハロウィンのパンプキンクレイビングも、
イースターのエッグハントも、教会も、ピアスを開けたのも、
シアトルの観光も、オレゴンやカリフォルニアの旅も、
カナダに車で国境を超えてバンクーバーやウィスラーに行ったのも。
親が探して、ついていった。私が学生生活を謳歌できたダンス部も、親が見つけて、行った。

どこやねん、主体性。

いま、留学している人たちと話していて感じるボトルネックは、
彼らが自分から動いている経験をたくさんしてきたんだろうなということを感じられる
言葉の重さや経験や行動。

自分起点だからなのだろうな、と思います。

アメリカ現地校生活1年目(当時13歳)、「大草原の小さな家」の著者ローラ・インガルス・ワイルダーになりきって発表する授業参観。この死んでいる目。目。
5年間のうち4年はほぼ毎日「日本に帰りたい」と嘆いていた。

 

②留学は「お金」が見える

私は父親の会社のお金で渡米したわけで、家では母親がご飯を作ってくれたわけで、
両親が車であちこち連れて行ってくれたわけで。
さらに高校まで義務教育で無償なところにいたわけで、
航空費、滞在費、食費、医療費、授業料、交通費、諸々が殆ど見えず
与えられたお小遣いとベビーシッターバイト代で日本の本屋さんで漫画をいかに手に入れるかばかり考えていました。

今は、給付型留学奨学金の広報をしているから、やはりお金の相談が多いんです。
でも、私は、答えられないんです。
「お金以上の学びと経験があるよ!」と費用対効果の話しか言えない。抽象的すぎる…。
その時に隣で「こういう工夫をしたよ!」と話す留学経験者たちが、やっぱりまぶしくて。

そんな、「海外にいくのにお金がかかるのか」と思いつつ、
留学経験者たちの節約術や、我々の奨学金以外の支援金や財団などの情報が豊富なのを見ていると

サバイバル能力、めっちゃあるなあ…
と尊敬のまなざしがあると同時に

私、このまま留学促進や海外に行くこと進めても説得性足りないよね?
と焦りが増えてしまう一方で。

実際、今回Oneに選ばれて、お金と真剣に向かい合っています。
(前回のブログ参照。)

本当に、全然知らない世界だったんだな、と驚いています。

アメリカで得たお金は日本の漫画か雑誌を買うか、
一時帰国先の日本で画材を買ったりメイド体験などで使うために溜める。
学校からまっすぐ帰ってきてニコニコ動画を観て、漫画を描いて、アニメを観て。
うまくまとめれば「海外に行って逆に日本の良いところに気づけた」というやつ。

③留学は選択肢が多い

私はアメリカという国に行く、ということが最初から決まっていました。
ワシントン州。期間は5年間。
私は、家族と渡米したので、寮生活やホームステイや一人暮らしをしていません。
親が選んだ家のある学区の指定された学校に入りました。

でも、「留学」は
ホームステイやシェアハウス、ワーキングホリデー、海外インターン、ボランティア、語学学校、短期、長期、二カ国留学、複数都市の留学、アジア留学…
とても多様で、選択肢が沢山あります

なんて、視野がまだまだ、狭いのだろう。

上記リンク先は、私が今の仕事において担当している留学の「食べログ」、留学大図鑑。
これを読んでいると、本当に、自分の視野の狭さに気付きます。

 

 

 

とにかく、もう、とにかく、ここ最近、
留学促進の仕事をしていて、劣等感に苦しまされ、自分とめっちゃ向き合ったんです。

帰国子女だからと、調子こいてちゃあかん。
甘えようと思えば甘えられるこの肩書。

今まで私は、「自分は海外経験がある」と自負して
自分「で」成長する機会を逃していたんです。

 

 

じゃあ、何で語学留学なのか?

実は、最初につらつらと自分の英語の実績を羅列しましたが、
アメリカにいたときは、毎日辛いと嘆き、
英語漬けの日々にもうこりごり、と日本に帰ってきたんです。

大学時代も、サークルやアルバイトや教職の忙しさを理由に留学を選ばない。
外国の大学の授業が、英語漬けの授業が、恐怖でしかない。
早口の教授の話を聞き取り、大量の書籍を読み、エッセイを書いて、議論する、なんて。

でもそんな逃げるように帰ってきた自分が悔しくて
そしてクラスメイト達が海外の大学に交換留学にチャレンジする姿を見て悔しくなって
国内の国際学生会議やスピーチコンテストに出ては自己肯定感を高めていたんです。
つまり、要は、私が頑張ったと思って胸を張れていたのは一歩手前。

さらに運がいいのか悪いのか、ピアノを10年以上やっていて絶対音感があり、
12歳で渡米してもそこそこ英語の発音がきれいになってしまい、
「わあ、英語きれいだね/上手だね」とみんなに言われてしまう。
甘えてしまう。ああああ。

実は、英語に自信がかなりない。

 

胸を張って本当のインフルエンサーには
本当の教育者になるには、

自分が本当はボトルネックになってしまっている「英語」で留学をしたい

かつ

①主体性を持つ、②お金と向き合う、③選択肢に出会う、という
留学生だからこそ向き合える経験を得たい

この2つが私には必要だと思いました。

 

 

今回のOneでの語学留学は

今年自分がアメリカから帰国して10年になりますが

10年ずっと自分の心の中で引っかかっていた「自信」を得に

自分と向き合いに行きたいと思っています。

 

「帰国子女だから語学留学なんて必要ないでしょ?」

それはなかなか、一概に言えないんじゃないでしょうか。

 

また長くなっちゃった。。。

私の自己紹介を兼ねた、留学ブログでした。