【留学の前に…】場面緘黙症について

ニュージーランドへ行く前に、
遅ればせながら、私の場面緘黙症を患っていた小学生時代について記事にしたいと思います。
今回のメインテーマである「場面緘黙症」とは一体何なのか。
そこから簡単に説明しますね。

場面緘黙症とは・・・
別名、選択性緘黙症とも呼ばれており、特定の場面や状況、特定の人と話せなくなることである。
ただの内気や人見知りではなく、本人が話したいと切望している場合がほとんどで、
脳機能そのものに問題があるわけではなく、行動面や学習面などでも問題はない。
また「時間が経過すれば治る」と思われがちだが大人になっても症状が続いたり、大人になってから発症することもある。
場面緘黙症の子供の多くは、先天的に不安になりがちな傾向がある。

こういった症状が主と言われています。
実は、私が場面緘黙症だったということは
私の家族、小学生時代の同級生(喋っていなかったので自動的に知っている)、
その他少数の人達にしか教えていなかったので、
大々的にお話するのは初めてです。
今は普通に話せているので、昔は6年間喋れなかったと伝えても、なかなか信じてもらえないこともありました。

あえてこの過去をここに記そうと思ったのは、この機会に、
場面緘黙症というものがどういったものなのか、
たくさんの人に知って頂けたらなという気持ちがひとつ、そして場面緘黙症で悩む人たちへ、
こんな私でも海外へも行けるようになるんだということ、勇気や未来への希望を少しでも与えれたらと思い、
筆をとりました(タイピングしました)

少し真面目な話にはなりますが、
順を追って話しますね。

私は小学生になるまで、信号もない田舎で育ちました。
小学1年生に上がる時に、都会の学校に少しの間引っ越すこととなりました。
その時に私の中の何かが開花、いや閉花してしまったのです。
何が原因かは正直自分でもわからないのですが、
その学校に通った瞬間から、人と話すことができなくなりました。
突然、声が出せなくなったのです。
周りが人だらけで、これから私はどうなるの?という不安があり雰囲気に圧倒されていたのは確かです。
しかし、特定の人や特定の場所では話が出来るのです。
これには周りの人も戸惑っただろうなと思います。
話したくないから話さないんじゃないんです。
内気な性格とかそういうわけでもなく、皆と同じように本当は楽しく会話がしたいのです。
私の場合、当時母、父、兄2人と過ごしていたのですが、
私がしゃべれるのは母と2番目の兄だけになってしまったのです。
そして祖母や親戚とは完全に喋ることが出来なくなりました。
1年もしないうちにまた田舎に戻ることになったのですが、私の症状は改善されませんでした。

学校では、友達とのやりとりは全て筆談。
紙に書くか、黒板に書いてやりとりしていました。
昔は喋っていた仲良しの友達が帰ってきて喋らなくなっていたら戸惑いますよね。
しかし、授業中などに発表しないといけないときはやむを得ず声を出していました。
でもそれは苦痛でしかありませんでした。
普段から話せないだけにその瞬間のみんなの注目度が半端なく
「さきちゃんが喋った!」とザワつくのです。
私の場合たまに声を発することによって症状を悪化させていたのかもしれません。
とにかく周りからの視線を感じると声が出なくなる、という状態でした。
その生活は小学校の6年間続きました。
喋れないことを指摘されたり、喋れないから反抗しないだろうという理由で屈辱的なことをされたりと、
辛いこともたくさんありましたが、
幸いにも、田舎だけあってそんな私にも皆優しく接してくれていました。
支えてくれた家族や友達に感謝しています。
今となってこの経験が良い方向に自分を持っていくきっかけになったりすることもあるのですが、
その当時私が本当に思っていたことは、伝えたいことがたくさんあるのに、喋れない(声がでない)
私は周りから必要とされているのだろうか・・
自暴自棄に陥ることが多々ありました。
今、場面緘黙症で悩んでいる人達の苦悩は目に見えないもので、計り知れないと思います。
それでも今生きていられるってことは
かなりの根性があるからだと思うんです。
だから、今もしすごく悩んでいる人がいたら、周りから辛いことを言われても
負けないで、自分を信じて生きていってほしいです。
未来は明るいと私が証明してみせます。
だから自分を責めないで下さい。あなたは大丈夫です。
6年間をそうやって送ってきた私でしたが、中学生に上がる時に転機は訪れました。

次回、「場面緘黙症を克服するために」に続く・・・

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