マルタの歴史③ーイスラムがやってきた!ー【Tales of Letters】

マルタの歴史第3回です!

 

今回の時代は
ローマ帝国衰退からアラブの侵攻まで
(300年-1000年頃)

ローマ帝国の繁栄期もついに陰り、徐々に衰退してゆきます。

 

そして西ローマ帝国東ローマ帝国に分裂します。

マルタはこのとき西ローマ帝国の支配下でした。
西ローマ帝国は北欧からのゲルマン民族の侵攻に苦しめられ衰退。
マルタはまた北アフリカのヴァンダル族からの侵攻に見舞われました。

 

464年にはゴート族の侵攻が始まり
マルタはゴート族の支配下となりました。
度重なるいくつもの民族に侵攻されたマルタの時代です。

その後、533年に東ローマ帝国の
ビザンチン帝国の支配下となります。

 

600年頃になるとアラビア半島では
ムハンマドによってイスラム教が興ります。

アラブ勢力は急速にイスラム教の普及と共に拡大
ついには地中海の制海権を手中に収めました。

 

867年にはこのアラブ勢力はマルタにも侵攻してきます。
そしてアグラブ朝の支配下となりました。
この影響で、多くのイスラム教信者である
ムスリムがこのマルタに移住してきます。

 

また、このアラブ勢力のアラビア語によって
これまで使われていた地名や言葉などに取って代わり
アラビア語の今に残る様々な地名が作られていきました。

 

イムディーナラバトマルサマルサシュロック
などがその例でまた今に残るマルタ語も
この時のアラビア語の影響を深く受けています。

 

一方、1000年頃イタリア、サラセン人に支配されていた
シチリアにはノルマン人が現れ大きな戦いとなってゆきます。

1090年当時、シチリアを支配下においていた
ノルマン人の伯爵ルッジェーロによってマルタへの侵攻が始まります。

ノルマン人によって占領されたマルタ島により、
200年続いたアラブの勢力はこれで幕を閉じます。

 

この時、ルッジェーロ伯爵によって作成されたのが、
の二色旗です。
これが、現在のマルタの国旗の元となっているのですね。

 

シチリアの伯爵ルッジェーロはシチリア、
そしてマルタでのイスラム教そしてキリスト教の共存を認めました。
こうしてノルマン人の支配下に置かれることになり
マルタは中世の時代へ突入してゆきます!

 

今回はここまで!いよいよ中世まで入りました💗
次回もまだまだ歴史が続きます。

お楽しみに!

 

Miku

 

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