[留学] パクられない自転車の選び方

Hi

 

夏は冬が好きで、冬は夏が好きなKeitaです。

 

 

前回は「サドルをパクられたお話」をお送りいたしました。

 

これまで2回ほど自転車に関する不幸なお話をお届けしてまいりましたが、そんな自転車に関するお話も今回が最後(であることを願う)。

ということで、これから自転車買う人に向けて、

『パクられない自転車の選び方』をお送りいたします。

はじまりはじまり。

 

 

 

日本人の感覚では、まず思いつかない2つのポイント

自転車の防犯を考える上で、大切なのは間違いなく『鍵』の存在でしょう。

それに加えて駐輪する『場所』と『時間』も重要になってくることは、前々回の「ダブリンの洗礼」にてお話しました。

これらは、防犯意識の低い日本人でも容易に思いつく防犯です。

 

しかし、自転車盗難大都市ダブリンでは日本人ではまず気にしない、意識しない防犯上の注意点が存在するのです。

エドガーの証言と私の豊富な経験をもとに、自転車を購入する上で注意すべき2つのポイントをご説明していく。

 

 

 

簡単に高さ調節できないタイプのやつ

簡単に高さ調節できないタイプのやつを選びましょう。

なんのことを言っているのかわからない人は、『自転車 高さ調節簡単にできないタイプのやつ』で検索。

 

逆に高さ調節が簡単にできるタイプというのはこういうやつ。

 

工具不要なので、一瞬でサドルの高さを調節できるということで日本では人気のタイプだ。一方で、

工具不要なので、一瞬でサドルを持っていかれるということでダブリンでは不人気のタイプでもある。

 

賛否両論あるこの部分であるが、自転車を購入する時にここに注目して買う人間は日本にはいないだろう。

なぜならどっちのタイプであれ、そこまでサドルの高さを頻繁に調整するわけではないし、どちらにせよさほど手間のかかる作業でもない。

 

しかし、ダブリンで自転車を購入する際、この部分に着目しなかったために、気づかぬうちに簡単なタイプの方を買ってしまったらどうなるのか、

あなたに待っているのはたった2つの未来だ。

 

<未来その1>

いついかなる時でも、サドルを常に持ち歩き続けなければいけないという業を背負う。

ショッピッング中も、授業を受ける時も、なにをする時も肌身離さずサドルを持ち歩き続け、一瞬たりともサドルから目を離すことを許されない。

もし仮に、怠惰からその責務を全うしなかった場合、<未来その2>へ進む。

 

<未来その2>

いついかなる時でも、立ち漕ぎしか許されないという業を背負う。

特に立ち漕ぎ初日は熾烈さを極め、信号待ちで何度も間違えて座ろうとしてしまう。

2週間を過ぎたあたりから慣れ始めてくるが、膝が弱い人はこのあたりから膝に違和感を覚え始めるので注意。

 

ということで、もし上記のような未来をお望みでなければ、自転車購入の際には、

高さ調節簡単にできないタイプのやつかどうかをしっかり確認してから購入しよう。

 

 

 

汚ったねぇやつを選ぼう

『盗むリスク』と『盗む価値』という二つの要素によって自転車が盗まれやすいかどうかを判断することができる(と僕は考えている)。

 

盗むリスク < 盗む価値 となっている場合その自転車は盗まれやすく、逆に

盗むリスク > 盗む価値 となっている場合その自転車盗まれにくい。

 

つまり、自転車を守るためには『盗むリスク』を高めるか、『盗む価値』を低くするかどちらかしかない。

 

『鍵』や『時間』、『場所』そして『サドルのタイプ』といった防犯は、盗人に対して『盗むリスク』を高める要素である。

一方で、盗むリスクを高める要素というのは、盗人のスキルに依存するという弱点も存在する。

 

つまり、世界1頑丈な鍵をつけていても、「どんな鍵も1秒であけることができる」スキルをもつ盗人に対しては、盗むリスクを高める要素とはならない。

そういった場合に効果を発揮するのが、『盗む価値』を下げる防犯である。

 

誰だって自分の持つ物は、綺麗でかっこよくてお洒落なのが良いに決まっている。

しかし残念ながら、皆が「かっこいい!欲しい!」と思う物は、「盗む価値が十分にある物」なのである。

 

なぜならば、(ほとんどの)盗人の目的は集めることではなく、売って金を得るということだからだ。

つまり極端にいうと、誰も欲しがらないものは、盗む価値が0なので盗まれる心配も無いということである。

 

そういった観点からすると、汚ったない自転車を選ぶというのは時に最大の防犯になりうるということである。

また、汚い自転車は値段も安い傾向にあるので、留学生にはおすすめの方法です。

 

しかし、ブレーキなどの最低限必要な機能がちゃんと機能するかどうかはしっかりと確かめましょう。

 

 

 

たどり着いた防犯の極み

上記の点を踏まえると、サドルがない自転車を選ぶというのも良い選択である。

なぜならば、サドルがない自転車と聞いて、「欲しい!」と思う人はいないからである。

その時点で盗む価値は限りなく最小に近い。

さらには、それに甘んじることなく、高クオリティの鍵、駐輪のロケーションまでも徹底する防犯意識の高さ。

もうこれで、更に何かを盗まれた日には流石に帰国します。

 

 

 

まとめ

・サドルのタイプにも注意

・汚い自転車は盗まれにくい