フィエスタ

ホームパーティーには

バルサで働く日本とハーフの女の子や

日本語勉強中?のバルセロナやマラガの

入れ墨がたくさんはいった人々が

あつまりヒップホップを聞いていた。

イェイイェイして誰かのグラスが派手に割れて

誰も慌てず片づけなくて驚いた。

屋外のパーティーであったため

バルセロナの強い日差しと、

なれてないビールに

めまいがして下に一人で移動し

そっと休むことにした。

しばらくして、坊主のバルセロナ人が

降りてきて隣に座った。

その頃は英語もスペイン語もまだまだな

私に話しかけてきた。

 

一言めに

「キスしてもいい?」

あからさまな冗談でも衝撃すぎた。

知らない小娘に初対面で急に

キスをせがむ人が

日本には何人いるのだろうか。

情熱のバルセロナがこういう人間を

作ったのか、ふむ。

私達は熱いキスをかわしそのまま

結婚し平和に暮らしました。

なんてことにはなるはずがなく

 

ただただ苦笑いでエビのように

後ろにスーッと逃げた。

日本にいると、自分というアイデンティティがある。

でも、海を渡れば人種で判断される

ことを痛感した。

でなければ何も知らない小娘なんかに、

キスを求めたりなかなかしない。

後の経験で、辛いことのほうが多かったけど

アジア人ブランドというのが

一部にはあるようなんですね。

つづけ