Hi
いよいよアイルランドに馴染んできたKeitaです。
さて前回は 留学に持ってくるべき〇〇! をお届けしましたが、そろそろアイルランドでの生活の様子をお届けしたいと思います。
というわけで、生活シリーズ第一弾
『(スティーブ・ジョブス+ウィリー・ウォンカ+川越達也)/3』
はじまりはじまり
この男が物語の主人公
この男。名前をエドガーという。
優しそうなアイリッシュフェイスに、ときどき炸裂するアイリッシュジョークが素敵なアイリッシュ。エドガー。
彼こそが我がホームステイ先の主であり、今回の主人公である。
本作は、タイトルの
(スティーブ・ジョブス+ウィリー・ウォンカ+川越達也)/3=
という奇怪な式を解き明かすことによって、エドガーという男の真相に迫る物語である。
エドガーはとってもテクノロジーが好き。
彼の家には、その可愛らしいいかにもヨーロッパな外観の家には似つかわしくない、最新のテクノロジー機器で溢れている。
(エドガー曰く)アイルランドでは珍しいハイブリット車、スマートスピーカーのALEXA、コーヒー1杯分のお湯が瞬時に沸かせる給湯機、玄関はパスワード認証でキーレス、玄関外の監視カメラの映像は随時エドガーのスマホから確認が可能だというから驚きだ。
かく言う私もテクノロジー好き、エドガーとはテクノロジーの話に花を咲かせる(とは言っても、現時点では彼の言っていることほとんど理解できていない)。
そんな彼は、つい先日スマートフォンを買い換えた。iPhone Xである。
そのさほど目新しくもないiPhone Xをこれでもかと見せつけてくるエドガー。
iPhone Xに搭載されている機能など知り尽くしているが、主の顔を立てるため、初めてその存在を知ったかのように振る舞うKeita(まさしく日本のおもてなしの精神)。
そんな気ごころはお構いなく、新iPhoneのすごさについて語る様はまさしく、新商品のプロモーションをするスティーブ・ジョブス。
不覚にもiPhoe X欲しくなってしまった。
お菓子の家に住んでいるエドガー。
エドガーの家にはチョコレートやらクッキーやらが溢れている。
それもそのはず、彼はアイルランドでは(エドガー曰く)超有名なお菓子カンパニーで働いているのだ。
日本でも人気なオレオなんかも作っているらしい(日本で売っているのは違う会社のようだが)。
おかげさまで食後にはコーヒーとクッキーを食べるのが日課となってしまった。
夕食後のティータイムはまさしく至福の時だ。
学校でもその会社のチョコレートやらその他のお菓子やらをクラスメイトが食べているのをよく見かける。
彼の言うように超有名カンパニーというのはどうやら本当のようだ(エドガーはちょいちょい嘘をついてくるため、彼の発言は信用ならない)。
彼に「クラスメイトが君の会社のチョコ食べてたよ」と伝えると、
彼は嬉しそうに
「僕のチョコレートはアイルランド人は皆大好きさっ!」
と、自慢げに語るエドガーの姿は、ウィリー・ウォンカを彷彿とさせた。
料理人、エドガー。
留学する人間の多くが気になるであろう、ホームステイ先の食事。
私も渡航前は食事に関してそれなりの不安を抱いていたが、それは1日目で杞憂となった。
そう、我がホームステイ先のご飯はめちゃめちゃ美味しいのである。
感の良い読者の皆さんは「ご飯はエドガーが作ってるのか」と思ったことであろう。
否。
料理は奥さんが作っている。ホストマザーのご飯がとびきり美味しいのである。
話を聞いてみると、どうやらホストマザーは昔シェフだったらしい。
なんという最高の家に来てしまったのか。。。
そして、エドガーも元シェフであるという事実が先日発覚した。
思い返せば時折見せるシェフっぽい言動や仕草。
ちらちらアピールしてくるが本当に料理ができるのか定かではない感じと、笑顔だけがやたらと素敵な様はまさしく、川越達也。
そんなエドガーが好き。
まだ出会ってから2週間しか経っていないが、彼の魅力に気づくには十分すぎるほどである。
毎日僕の拙い英語にレベルを合わせて話してくれるし、夜遅くまでおしゃべりをすることも珍しくない。
なにより地元の人だからこそ知り得るアイルランドで生活する上での注意点やアドバイスを伝授してくれるばかりか、
エドガーは意外に物知りで、super格安に海外旅行をする方法なども教えてくれる。
ぜひとも彼の教えてくれた数々の知識を披露したいところだが、エドガーに「絶対他の人に言うなよ、言ったらコ◯ス。」とまで口止めされているので公表は控える。
気になる人は直接エドガーに聞いてみよう!
今のところ、彼の話している内容は50%程度しか理解できていないが、それでもエドガーとのおしゃべりはやっぱり楽しい。
ホームステイのアドバンテージ
ホームステイは生活費などが他に比べると高くつくケースが多く、早めにホームステイを終える人も多い。
しかし英語を学習するという観点からすれば、アイリッシュの生英語に触れることができるというアドバンテージが存在する。
これは語学学校に通って思ったことだが、
当然友達とは英語で会話をするわけだが、それが本当に正しい発音・イントネーション・文法なのか、わからない時が度々訪れる。
一方でホームステイでの会話は相手の話していることがそのまま模範解答となるわけなので、ただそれを模倣すれば、それが自ずと正解となる。超楽勝。
そのため、特に基礎の固まっていないヒナドリの段階においては、
あくまで語学学校は文法などの基礎的な学力とライティング・リーディング学習をメインとし、
英会話学習の主軸はアイリッシュとの会話、すなわちホームステイでの一家団欒を学習の場として設定するべきであると私は考えている。
とかなんとか色々書いてはみたものの、結局普通にエドガーと話しているのはやっぱり楽しい。
<エドガーも嬉しそうだね>
まとめ
・(ジョブス+ウォンカ+達也)/ 3=エドガー
・ホームステイは有効な学習の場となる
・Keitaはエドガーが好き