ダブリンの映画館

ダブリンにある”Irish Film Institute”
通称[IFI]

 

美術館みたいな佇まいの

なんともおしゃれさ満点な映画館。

 

先週末、イーストアジアフィルムフェスティバルが開催されていたので行ってきました!
(*前々回のブログにかいたウォンカーワイもこの映画祭にて上映されていました。)

 

 

個人的に…
韓国のオンガクやコスメ、タベモノ(特に辛いものが苦手…というのが相まって)
普段あまり接する機会がないんですが
韓国の映画は大大大好きです!
なかなかに日本とは違ったベクトルのセンスで
ヨーロッパ感もアメリカ感もなく
どくとくな雰囲気に、ここ何年かくぎったけです。

ちなみにわたしが一番好きな韓国フィルムは
“昼間から呑む”
という作品です。
この邦題つけた人(配給会社さん)は天才だと思います。

 

 

そんなわけで
週末、初めてIFIに行って来ました。


カフェやバー、ショップも併設されていてすごいカッコイイ映画館です。
日本でいう単館系にちかいでしょうか。
ユーロスペースと下高井戸シネマの中間。といった感じ。
ラインナップも、ロードショーからリバイバル上映まで。
もちろん今回のように映画祭もたびたび開催されているみたいです。

ウォンカーワイはじめ…
ホウシャオシェン、ホン・サンスなどなど
中国や韓国、日本の映画が上映されていました。

 

 

“ホン・サンス”の新作!!!!!!!!!!!
[ON THE BEACH AT NIGHT ALONE]
邦題:夜の浜辺でひとり
を観てきました。

いやぁーーー。
何たるやあの不思議な世界観と謎のズームアップの嵐。
完璧すぎる主人公のクソ加減にツッコミどころ満載で。
やっぱり韓国のひとってたまらない魅力があるよなぁ〜、とはまりまくってしまいました。
これまた差別をするわけじゃないんですが
アイドルっぽいハンリュウ男子がどうも苦手なんですが、この映画に出てくるサブキャラのさえないダサダサ男子が
主人公にひっぱられまくっていて
観ている側も、全ての転落ぶりにしらずしらず魅了されちゃうんですよねー。
いつか韓国いってみたいなぁ。
みんなこんな感じなのかなぁ。
ただ、韓国語がわからないのと
字幕がおっつかなくて、全部が全部理解できてはいないんですが
さすがベルリン国際映画祭で女優賞をとっただけあって
演技がスーパーミラクルウルトラうますぎて、言語の壁をぶったぎって、
彼女の顔という顔の表情筋、筋肉の節々。うつくしいシワというシワ。生え際。エネルギーがひしひしわなわなと伝わってきました。
か細い女性が寒そうに
縮こまってタバコ吸うシーンがたまらなくうっとりさせられます。
これやってみたいーー。
吸えないけど、たばこ吸いたいなーってこういうシーンみるたび思わされます。厨二病かよって話なんですが…..照

いやはや、キム・ミニ、ぶらぼー!

 

あと、シンガポールと日本の合作
[ラーメンショップ]
という作品を観ました。


何も知らななかったんですが、斎藤工が主役なんですね。
あんまり面白くなかったけど
松田聖子がバケモノみたいに美人で観てよかったです!
ダブリンじゃなかったらみなかったと思う。
そして松田聖子はもっとメディアに出るべきだ!
これをみて確約しました。
英語しかりシンガポール語の発音がうますぎて圧倒させられます。
聖子ちゃんとか呼ぶ間柄じゃないんですが
聖子ちゃん、ぶらぼー!!!!あっぱれでした。

 

そして
4月6日から公開の[120BPM]という作品も観てきました。

 

こちらはフランスの映画で全編フランス語。
同性愛について取り上げた作品なんですが
まるでドキュメンタリーたっちで(モキュメンタリーのがただしいのかな?)
すごく観ていて心を抉られました。
決して、なんとなくみてはないけない作品です。
同性愛の映画監督はたくさんいると思いますし、たくさん作品もあるかと思います。
しかし、なかなかにエグくて…
み終わってだいぶ経ってますがいまだに胸の奥の奥に残っています。
こしたんたんと男の人同士のセックスシーン、モザイクなしのアレやコレ。コンドームについて。お尻の穴について。とか。とか。
かなり重たい内容で、イヤらしいという気持ちになることはまずないので変な興味本位で見るのはオススメしないです。
そして始まりから終わりまでただただぶつけようのない感情にさいなまれました。
フランス映画ということで、例えばグザビエトランとか、アデル、ブルーは熱い色。とか
最近のLGBT映画だと
オシャレさが突き出ていて、もはやカルチャーとなりつつあり
LGBT映画はとても芸術性に高い映画だと感じていました。
でも、この[120BPM]は全然違くて
リアルな現実。ストレートの人にはわかりえない感情。たくさんつまっていて
うまれてはじめて他人のセックスシーンをみて号泣してしまいました。
一言で感想を伝えられない自分の語彙力に腹立たしいのですが、
どうか多くの人がこの映画の存在意義を理解するべきだと感じました。
映画の概念を超え、ひとつのカップルと出会えた気がしました。

 

 

じつは
ここ最近ぼさ、っとしていたんですが
かなり観たい新作が上映されまくってます!!!
学校のみんな、週末やホリデイを取ってヨーロッパに旅行しまくってるみたいで
わたしは指くわえながら
映画館に通う4月になるかと思います。(本心はめちゃくちゃうらやましいしわたしもヨーロッパ周遊したい!ダブリンからヨーロッパってすごく安く旅行できるんですよね。はぁはぁ。)

でも映画館に行きたくなるメンタルの持続性ってそこはかとなく稀であって

テンション見逃すと、劇場へ足って遠のきがちですよね。

わたしはこの、いまじゃなくてもよかろうビッグウェーブにとびのります。
ダブリン留学中のみんなのお話も楽しみにしていますよー。

 

毎年振り返るたびに
あの年はなになにしたな〜とか、去年はこうだったな〜とか
どうも夏以降(9.10.11.12月)に想いを馳せがちなんですが。
2018年の4月は忘れられない月になる予感がします。
ダブリンにも春が来たような気がします!

 

 

P.S.前回書きました猫さんの里親募集。まだまだお声がけしております。直接フェイスブックにご連絡いただけましたら幸いです。よろしくお願い申し上げます。