どうも、マルタに来てピザとパスタしか食べてなくていよいよ体にも変化が出て来て、ビーチにいけなくなった宇野ちゃんです
今回は、スイスの山奥にある誰も知らない村にて生活をしてみた体験記を書いていきたいと思う
2年前、アイルランドに住んでいた時のルームメイトから手紙と、その国のチョコレートをもらった
当時、ドイツ人、オーストリア人、スペイン人、スイス人、イタリア人、中国人と、世界中の人と一緒に住んでいたのだが、何かと気があって常に一緒にいたのが、スイス人のダニエル
いつか、チョコレートと手紙を返しにいくと、約束してからもう二年
やっとこれました、スイス!!!!!!!!!!
ダニエルが空港まで迎えにきてくれるということで、チューリッヒ空港で待機
ジュースを買おうと思ったら
!?!?!?
コーラ一本520円
くそ高い
ってか、これマクドて
マクドナルドの強みなくなってるやん
(ビッグマック 1000円)
そう、ここスイスはヨーロッパで最も物価が高く、ヨーロッパのアブダビとも言われている
なんのプランも練っていないので、冷や汗がとまらない
とりあえず、ダニエルとの再会!!!!
ここで一体ダニエルとは何者なのかを説明しておきたいと思う
ダニエルは現在、スイスの英語の教師になるために大学に通い直している
2年前に出会った時、ダニエルくんはスイスの貿易会社で英語を使って働いていたのだが、
仕事を通して自分のやりたいことはこれではないと感じ、キャリアチェンジのため大学に通い直している
アイルランドで出会った時から、英語はもうほぼネイティヴレベルで、なんで留学しにきているのか、不思議なくらいでした 笑
幸運にも今回のスイスの旅は、ダニエルの実家にとめさせてただくことに!!
ダニエルは、スイスのチューリッヒ空港から車で一時間ほど離れた、山の中にある小さな村に住んでいる
車で向かうこと一時間
到着すると、
なにこのでかい家、そしてこのロケーション
今回僕がとまらせていただく部屋
いや、なにこの景色
階段を降りると、ダニエルのお母さんと、お父さんが大歓迎してくれた
机には、ワインといろいろな食材が並べられている
聞くところによると、ダニエルのお母さんはスイスのレストランでシェフとして働いているらしく、この日のためにスイスの伝統的な料理を準備していてくれた!!!!
感謝でしかない。。。。
この日の夜に召し上がったのは、スイスの伝統料理、ラクレット
大変申し訳ないのでが、この料理がうますぎて写真をとるのさえも忘れた
このオーブンにスイスソーセージ(ドイツから来ていて、日本のソーセージとは天と地の差ほど味が異なる。うますぎる)、ベーコン、マッシュルーム、トマト、オリーブ、
ダニエルの家の庭でとれた野菜を含め、焼いたとろとろのチーズをかけて、いただきます
もうまじで味はバケモンです
特に、ソーセージに関しては何本もいける
夕食を食べ終わった後は、ダニエルのお父さんがオーブンを炊いてくれて、みんなで日本の話や、スイスの話をして、盛り上がる
以前、ダニエルは学校のプロジェクトで、南アフリカに留学
そこで、世界中の国の人とともに恵まれない子供たちに向けて英語の授業を行うプロジェクトをリーダーとして世界各国の人をまとめていた
人を決して選ばず、誰に対しても優しく、真面目で、こんなにいい英語の先生はなかなかいない
次の日の朝、最高の景色とともに目覚める
ダニエルのお母さんがロスティーという、甘みの強いスイスのジャガイモをシンプルに刻んで、そのうえに目玉焼きをのせたスイスの伝統料理
基本、朝は全然お腹がすかない宇野ちゃんなのだが、うますぎてすぐにたいらげる
ご飯を食べた後は、ダニエルの家の周りを散歩
この絶景
自分がここにいることさえも信じられない
のどかな山奥に住むスイス人の文化に浸って、のんびりと過ごすこの瞬間
なんともいえないくらい最高です
歩いているとなにやら、祭りのようなものが開催されている
ダニエルくんによると、この祭りはもっとも綺麗な牛を見つける祭り、だということです
これだけはスイスで最も変やなと思ったところ
帰宅後、ダニエルのお父さんがバルコニーでチーズフォンデュを用意してくれていた!!!!!!
バルコニーから見えるこの絶景と、子供のときからずっと食べたかったチーズフォンデュ
ダニエルのおかげで、子供のときからの夢がどんどん叶ってきてる
そのあとは、この村から少し離れたダウンタウン、バラ園で有名なRapperswillというところへ
この街は、少し都会で現代的な街並みと、中世の古き良き街並みの両方が楽しめる、観光客もなかなか知らないような場所です
この街のトレードマークともいえる大聖堂を探検し、辿り着いたお城のバルコニーから見えるこの景色
チューリッヒとこの小さな町の真ん中にある湖は、自分の住む滋賀県の琵琶湖とは異なり、非常に綺麗
景色を楽しんだ後は、ダニエルのお姉ちゃんに会いにいってきた
ダニエルのお姉ちゃんは、オーストラリアに6ヶ月ほど以前留学していて、英語もペラペラ
さすが、ダニエルのお姉ちゃん!!
スイス人のドイツエリアの人たちのアクセントは非常に聞き取りやすい
逆に、他の地域の人たちの英語のアクセントは非常にききとりづらい
スイスは、ドイツ語エリアと、フランス語エリア、イタリア語エリアと、三つの地域に別れている
そのため、いくところによっては、その場所の雰囲気や、そこに住む人の性格までもがらっと変わってくる
おもしろいことに、この国の共通言語が統一されていないということ
これが世界ではまれで非常におもしろなと思ったところ
以前、ぼくはシンガポールにいったのですが、そこで英語が共通語で話されていました
シンガポールもまた多国籍国家で、、インド人、マレー人、中国人と、三つの人種で構成されているのだが、公用語は英語になっていてほとんどの人が英語を話せます
しかし、ここスイスでは上記でも書いた通り、地域によって言語が完全に異なります
それぞれの地域の伝統を大事にしていて、本当の意味でのダイバーシティを体現している国だなと思った
スイスのことについて話を聞いているうちに、もう外は真っ暗
車でダニエルの友達を迎えに行って、この村の人たちの飲み場へ
ダニエルの住むこの小さな村にはレストランが一件、スーパーが一件、バスも一時間に一回しかこないという
ガチの田舎です
日本のようないろんな種類の酒が飲めて、いろんな種類の料理が食べれる、便利な居酒屋みたいなもはありません
しかし、唯一この村で居酒屋の役割を果たしているのが、土日のみ開かれる草原に囲まれたこのテントの中の飲み会です
ここで村に住む主婦の方々が集まって、村の食材などを調理し、スイスの伝統的な音楽とともに、飲み会を楽しみます
ダニエルくんと、ダニエルくんの大学のクラスメイトともに飲みに行って来ました
ダニエルくんのおかげで、スイス人の性格が徐々にわかってきたのですが、
スイス人は総じて、非常に日本人の性格と似ている
(ドイツエリアのみの話になります)
基本的に、ヨーロッパの人たちの性格はアジア人とは異なり、自分の意見をしっかりと言葉で表現する文化があり、なんでもダイレクトにいってきます
しかし、スイスのドイツエリアの人たちはそのような傾向が見られず、
ダニエルくん自身も、アイルランドに留学していた時は、周りのヨーロッパの人たちに馴染むのに少し困ったらしい
スイスの人たちは、まず相手のことを最優先に考えて行動するという、すばらしい文化があるんですね
日本よりもいいなと思ったのは、笑顔です
知らない人でも顔をあわせるたびに、笑顔を見せて挨拶してくれる
日本ではなんにも言わないか、ちょっとお辞儀するくらい
日本も、もっと人の心を受け入れる文化があったらいいのになと思う
スイスの小さな村で爆酔して、この日の1日は終了
次回は、スイス電車の旅
車窓から見える絶景をお届けします
*宇野ちゃん(宇野 魁人)
大学生1回生の時に、ALTへの恋がきっかけという、粋な理由から英語を本気で勉強。
京都駅、観光地、様々なところで外国人をガイドし、そんなワイルドな勉強法が認められ、外務省主催のプロジェクトに参加し、アメリカへ渡る。
さらなる、英語力の飛躍を求め、フィリピンの山奥、日本人の誰もいないド田舎、アイルランドへ2カ国留学。
帰国後は、ベトナムでのビジネスコンテストに出場し最優秀賞を獲得、
トビタテ留学JAPAN7期としての選抜、フリーでTOEIC900点講師としても活躍。
現在では、教育業界で注目を集めるEdtecを利用した英語講師として、アメリカの学者とともにオンライン英会話教室の運営に携わっている。
18年春から、銀座で未来のグローバル教育に向けたコンサルタントとして教育系大手企業に新卒入社。
生粋の英語好き、様々な留学スタイルを経験してきた宇野ちゃんが、留学における英語学習に役立つ情報、また関西人の代表として地中海のおかしなところをどんどんツッコんでいきます。