前回に引き続きベルギー観光編、
今回はブリュッセルから電車で1時間くらいの小さな港街、
アントワープでのミーハー美術旅編です。
この街はフランダースの犬の舞台になったことで有名。
そこまでフランダースにも、ルーベンスに興味もない私が
ミーハーな気持ちで美術館賞をした記事です。
ここでは3つの美術館・教会をメインに回ったよ
①聖母大聖堂
まず最初はアントワープの駅、豪華でテンション上がりました。
週末はお得な切符が出ていて、通常の半額7€ほどでブリュッセルから往復できました。
駅ナカの、「世界で一番美しいカフェ」と言われているところでちょっと贅沢に休憩もしたよ。
お値段は良心的でした。
こういう「世界で一番」って、言ったもん勝ちだよねえ…
さて、駅から歩いて約20分、大きな教会が見えて来ます。
ご存知フランダースの犬で、ネロが召される教会です
これが…ネロの死に場所…
これが、ネロが見たかった絵…(ピンボケ)
でも正直フランダースの犬って、アニメも見たことないし、話もよく知らないんで、
調べたのでまとめたよ
5行でわかるフランダースの犬
・ネロ、母親が亡くなり、捨てられて死にかけてたパトラッシュ(犬)とおじいさんと暮らす
・ネロん家、貧乏。アントワープまで牛乳を売りに行って細々暮らしている。
・ネロ、絵の才能がある。画家を目指してる
・ネロ、おじいさん死に、放火の疑いまでかけられ、家賃も払えず追い出され、
・ネロ、最後の望みだった絵のコンクールにも落ち、失意のまま教会で死ぬ。
ど、どんだけ不幸やねん…
作者ドS??
だいぶ軽くまとめちゃったけど、怒られませんように。
そんな有名な物語の舞台とあって、日本人がたくさんいました。
日本語の解説もあったよ。
うーん、「日本の」ってとこだけちょっと惜しいね!
ちなみにフランダースの犬は地元では評判いまいちらしい。
俺たちそんな冷たくねえ….的な感覚らしい。
どん底まで突き落とすもんねえ、ネロかわいそうだよね。
②ルーベンスハウス
やっぱりルーベンス推しのアントワープ村。
私、正直、ルーベンスは…
そんなに…
なんですが、この日は各所美術館がタダだったので入館。
ミーハーノリできた私は超ラッキーでしたよ。
お庭が綺麗だったし、チケット売り場には返金式のコインロッカーがあったので、
ここで荷物を預けてアントワープの街をゆっくり散策するのがいいかも。
ここで得た豆知識
*ルーベンスは53歳で16歳と再婚したんだって
う、うーん、、、?ロリコン…
③聖パウルス教会
これもルーベンスの絵があるということで行きました。
個人的には有名で人の多い聖母大聖堂より、比較的こじんまりして落ち着いたこの教会の方が好きでした。
教会の前で子供たちがバスケしていたり、生活に溶け込んでいる感じも良かった。
ちなみにこの教会は無料でした。
すご〜い、無料でこんだけ静かに、ゆっくり巨匠の絵が見られるとは…
お金が払えなくて絵を見ることのできなかったネロのこと考えると…辛いわね
あとね。
ブリューゲルの「狂女フリート」を見るためだけにマイエル=ヴァン何ちゃらっていう美術館も行ったのだけど
でも…その絵、なかった(^▽^)
美術館巡り旅行あるあるだよね。
大学の時にわざわざイギリスまで見に言った絵が、NYに貸出中って言われた時の
ショックに比べれば…
その代わり美術館に行く途中、半ケツ少年に会いました。
ナイス半ケツ
ちなみにルーベンスの墓のある聖ヤコブ教会に行くのは忘れて、
アントワープ王立美術館は改装中?のため、中に入ることができませんでした。
いつか機会があれば再訪しましょう。
アントワープの感想まとめ
どうしても美術館を巡る使命に駆られてしまうけれども、
ちょうど私が訪れた時は天気の良い日曜日で、あちこちに屋台が出ていたので、
フリッツ片手にのんびり散歩したり海を眺めたりと、気持ちよく過ごせました。
私の感想としては
「なんか…坂のない横浜…?」
はい出た出た〜
横浜の人、す〜ぐ横浜に例えてくる〜
でも港町だし、お城の中改装してギャラリーにしてる感じとか、
山手の洋館とかと似てる扱いだし…
雰囲気のいい落ち着いた感じが、どことなく横浜に似てるなと思いました。
そんな感じで、アントワープのミーハー巡りはさりげなく横浜アゲして終わりますね。
次回はベルギー観光最終回
「行ってよかったブルージュの街&みんな大嫌い入国審査Part3」
9月9日(土)更新予定です。
よろしくね〜〜!