こんにちは。Liliです。
日光はさわやかな晴れ。窓の外からは、ホーホケキョッ!!ピヨピヨ。と、なんとも優しい音。
私は、これまで4年間、子どもに英語を教えてきました。
いつも思っていたのは、「英語だけを教える先生にはなりたくない」ということ。
英語ができるようになったら何したい?世界で何したい?どこ行きたい?
など、
英語を通して世界に目を向けてもらいたい、と思っていました。
海外で活躍した人に、世界に興味を持ったきっかけを聞いてみると、
「小学生の時に・・・」とか「中学生の時に・・・」
とエピソードを話す人が多いです。
私もその一人。小学生の頃、旅行好きの先生がフィンランドにオーロラを観に行ったお土産に、
クラス全員にポストカードをプレゼントしてくれたんです。
「わ、わわわー!ーきれー!!!」ととてつもなく感動したんです。
映っているオーロラもきれいでしたが、外国のものを手にするもの初めてで、とにかくワクワクしました。
そして、小学校5年生から英語を習い始めました。
教えてくれた先生が優しく育ててくれたので、
英語もすぐに好きになりました。
自分の心に、子どもの頃にまいてもらった
「世界って面白そう」「英語が好き」という気持ちの種が育ち、
子どもに英語を教えるという仕事につながっています。
私も、子どもたちの心に種をまいてあげられたらなって思ってます。
小さい教室でいい、子どもたちと丁寧に関わりながら、
「世界にでるととっても楽しいよ」というメッセージを、
押しつけるでもなく、優しく、自然に送り続けたいです。
私と関わった子が育ち、一人でも世界に出てくれたら、こんな嬉しいことはありません。
今回の海外行きは、「アイルランド留学」+「気ままに世界を巡る」という二つのテーマがあります。
アイルランド留学では英語教授法を学ぶので、「もっと子どもたちのためになりたい」という想いが一番強いです。
しかし気ままに世界を巡る旅の理由すべてが「子どもたちのため」というわけではありません。
好きな国を巡るということを自分がどうしてもやってみたかった、という理由が大きい。
でも、自分が「世界を楽しむ」経験も、必ず生かされると信じてます。
本やネット、誰かから聞いた情報を伝えるのではなく、
「経験」から世界の魅力を語ってくれる先生がいたら、私はそんな先生に教えてもらいたいな。
英語を教えるスキルを上げるために、そして世界を知るために。
今はあと三か月、バイトがんばります。