みなさんこんにちは。
ルソン島は、フィリピン諸島のうちで最も面積の大きな島です。
面積はおよそ10万4688km²。フィリピンの総面積の35%を占め、
世界で17番目に大きな島であり、世界で4番目に人口が多い島でもあります。
首都マニラやフィリピンで最も人口が多いケソン、
およびそれらを包括する首都圏メトロ・マニラが同島に所在しており、
フィリピンの政治・経済で特に重要な位置を占めています。
ルソン島は全体に山がちで、火山地帯でもあります。
フィリピンで二番目に高い標高2,922mのプラグ山や、
その優美な形で有名な火山マヨン山はルソン島にあります。
島の北部はフィリピン最大の山地、コルディレラ・セントラルとなっており、プラグ山もここにあります。
コルディレラ・セントラルの東部はフィリピン最長の川カガヤン川の流れる盆地、
カガヤン・バレーがあり、その東には太平洋沿いにフィリピン最長の山脈、シエラマドレ山脈がそびえています。
ルソン島は農業・林業・工業・サービス業などにおける、フィリピンの主要な産業地域です。
この島での米の生産高は国全体の60%を占め、とりわけ中央平野やカガヤン平野がその中心で
南部ルソンやビコル半島はココヤシの栽培が盛んで、世界で最大規模のプランテーションがみられ、
生産されるコプラはフィリピンの重要な輸出品となっています。
首都圏メトロ・マニラはフィリピンの主要な企業のほとんどが集積し、
サービス業や製造業の中心地となっています。
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