みなさんこんにちは。
ちょっと日本人には刺激が強い?であろう珍味をご紹介します。
それはバロットと呼ばれる孵化直前のアヒルのゆで卵です。
このバロット、東南アジア、特にフィリピンとベトナムでは滋養強壮に良い食品として多く食べられています。
高級料理ではなく、屋台や庶民の定食屋で食べることが出来る食べ物です。
フィリピンでは、自転車などに乗って売り歩く光景も見られ、バーで酒肴にされたりもします笑
孵化前の卵を茹でて食べるので、殻の内部では雛の姿が出来上がっており、羽根が濡れた状態で出てくるため
抵抗がある人も多いかもしれません。
孵化直前の雛の嘴や骨があるため、エビ殻のようなパリパリとした食感と、
一般的なゆで卵と比べてカニ味噌のような濃厚な食味が特徴的です。
卵の孵化状態によっても味が変わってくるのも面白く、
孵化直前のものは鶏肉に近い味がし、まだ卵に近いものは卵黄の塊を食べているような味がします。
茹でて食べる場合は、18日目の卵がもっとも美味とされます。
十分にゆで、まず卵の丸いほうに卵の殻を中に落とさないようにスプーン等で穴を空けます。
穴から塩とハーブやライムの汁を入れ、中のスープをストローなどですすり、
スープがなくなったら、殻を割って中の雛を取り出して食べ、羽毛の部分は取り除きます。
勇気のある人はぜひチャレンジしてみてください。
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