みなさんこんにちは。
各国の教育事情とはなかなか面白いもので、日本と大きく異なる国も多いです。
そんな中、本日はオーストラリアの公立校について簡単に触れてみたいと思います。
オーストラリアの公立校は各州の教育省が管轄しており、州によってカリキュラム、
中学校への進学学年、学期制度などが異なる点が特徴的です。
この時点でだいぶ日本とは違いますね。
6歳から15歳(日本の高等学校1年)、あるいはタスマニア州の16歳(高校2年)までが
義務教育期間となっており、他の先進国同様、共働き家庭などの子どもはデイケアに預けられ、
小学校入学前にキンダーガーテンまたはプリスクールと呼ばれる就学前教育機関に通います。
日本でいうところの幼稚園や保育園のような場所ですね。
ところが、キンダーガーテン(幼稚園)を幼児教育ではなく、
アメリカ合衆国のように初等教育の一部とする州もります。
小学校は男女共学で6年または7年生まで通うことになります。
中等教育はセカンダリー・スクールと呼ばれる中高一貫教育校で12年生までが通いますが、
例外はタスマニア州で7年から10年までのハイスクールと11・12年のセカンダリー・カレッジに分かれています。
小学校は6年間、中学校は3年間ときっちり分かれている日本の感覚からは少しずれていますが、
最近では小中の9年間単位で教育を考える動きが日本でも生まれ、徐々に教育改革が進んできましたね。
それでは、また。
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