見ればあなたの子ども観が必ず変わるおすすめのTEDTalks7選〜旅する保育士のToyBlog〜

 

 

どうもこんにちは!
世界一周中の旅する保育士ともひろ(@tomtomtomohiro)です!

 

 

まず、いきなりだがTED(テッド)はご存知だろうか?
あの喋る変態テディベアではありませんよ。

 

 

TEDとは「Technology Entertainment Design」の略であり、「Ideas worth spreading」つまり、価値のあるアイディア広めることを理念としている団体だ。
それぞれの専門分野のスペシャリストが、革新的なアイデアをプレゼン形式で観客に伝える。
おそらく、ほとんどの人が1度は目にしたことがあるはずだ。

 

 

その団体のプロジェクトの1つ、TEDTalksはネット上で無料でそれらのプレゼンを視聴することが出来る。

 

基本的には英語でのプレゼンだが、各国の翻訳字幕が用意されているので、日本語字幕でプレゼンを見ることが出来る。

 

今回は、数ある刺激的なプレゼンの中でも子ども達に関係するものを絞って、是非子どもに関わる人には見て頂きたい、あなたの子ども観を変える厳選した7つのプレゼンを紹介していく。

 

 

 

1.「他に例を見ない最高の幼稚園」 手塚貴晴

まず始めに紹介するのは、日本人建築家の手塚貴晴氏。
今や日本で一番有名な幼稚園と言っても過言ではない、東京都立川市のふじ幼稚園の園舎の設計を手がけた方だ。
この幼稚園は、世界中から見学者が殺到している。

 

一体なぜ、この幼稚園はそんなに有名なのだろうか?

 

その理由の1つが手塚氏が設計したドーナツ型の園舎だ。
ドーナツの真ん中が中庭になっていて、園舎の屋上はウッドデッキになっている。
子ども達は、そのウッドデッキの上を元気に走り回っている。

 

一日子ども達を追跡してみると、驚くべきことにこのふじ幼稚園の子ども達は平均4000m走っていて、運動重視の幼稚園の子ども達よりも運動能力が高いことが明らかになった。
決して保育者が強制して走らせているわけではない。
子ども達が遊びのなかで自然に走った結果なのだ。

 

ではなぜ、保育者が走らせるわけでもないのに、このように結果になったのだろうか?

 

それこそが、建築デザインの力なのです。

 

このプレゼンでは、「ふじ幼稚園に施された数々の秀逸な建築デザインと、それが子ども達にどんな影響を与えるか。」また、「大人はどのように子ども達を見守っていくべきなのか」を保育の様子の写真を交えて手塚氏が和やかに語っていく。

 

このプレゼン最後の言葉、
「私は建築にはこの世と人々の生活を変える力があると思っています。そして、これは子ども達の生活を変えていく試みの1つなのです。」

 

この言葉に手塚氏の建築に対する情熱、
また、一般的なイメージでは子どもと結びつかない建築家が、子どもの生活を変えることの出来る可能性があることにあなたは衝撃を受けるだろう。

 

 

 

 

以前、このふじ幼稚園の見学に行ったので、もしよかったらこちらの記事もどうぞ。

世界一周体験記〜世界中から見学者殺到のあの幼稚園に行ってきました〜

 

 

2.「初めて言えた時」 デブ・ロイ

我が子が初めて言葉を話す瞬間。
それはきっと何にも代え難い感動に包まれることでしょう。

 

では、子どもはどのように言語学習をしていくのだろうか?

 

このMIT研究員のデブ・ロイは、自身の第一子が生まれたと同時にある試みを行った。

 

それは、家の全ての部屋にビデオとマイクを取り付け、なんと合計9万時間もの間、子どもの成長を映像と音声で記録したのです。

 

そして、そのデータを整理することによって、彼の息子が初めて水を認知してから、「water」とはっきり発音出来るようになるまでの軌跡を40秒にまとめたタイムラプス動画のような音声を私たちに聞かせてくれる。

 

また、その膨大なデータを研究することによって、赤ちゃんがどのように言語学習をしていくのかが明らかになっていく。

 

赤ちゃんの言語学習において、周囲の人が赤ちゃんに話しかけることが重要だとは良く耳にします。
デブ・ロイは、「赤ちゃんを取り巻く言語環境、つまりは家の中で言えば家族が、見事な言語学習のフィードバック・ループを形成し、簡単な言葉から複雑な言葉へと何気なく子どもを導くことによって子ども達は言語を学習していく。」と言う。

 

果たして、それはどういうことなのか?

 

膨大データもさることながら、その解析方法や分析結果が圧巻。

 

 

 

3.「いかに子ども時代のトラウマが生涯に渡る健康に影響を与えるのか」 ナディス・バーク・ハリス
このテーマは、子ども達に関わる機会のある方とって、かなり実用的なテーマだろう。

 

トラウマというのは、あくまで心の問題と考える人も多いかもしれない。
しかし、小児科医のナディス・バーク・ハリスは、「繰り返し行われる虐待やネグレクトのストレス、親の精神疾患や薬物中毒の苦しみは現実的で確実な影響を持っている」と警告する。

 

彼女はこのプレゼンで、「子ども時代にトラウマを経験した人達の影響は生涯に渡り、肺癌や心臓疾患のリスクが通常の3倍になっている」という驚きの研究結果や、「調査を行った67%の人が1つはトラウマを経験したことがある」という衝撃の調査結果を語ります。

 

 

 

4.「赤ちゃんが汚染される」 タイロン・ヘイズ ペネロピ・ジャゲッサー・シェイファー

このプレゼンは、個人的に最近一番興味のあるテーマだ。

「農薬などの化学物質がいかに子ども達を汚染し、それがどれだけ危険なのか」という話である。

 

タイロン・ヘイズの「私たちは地球温暖化や気候変化についてはよく分かっていますが、体内の環境保護については考えません。世界にまき散らしている物の影響は知っていますが、自分の体に取り入れた時の影響に関する知識が欠けています。」という言葉にもある通り、私たちは今一度自分が置かれている環境を見つめ直すべきなのかもしれない。

 

なぜなら、その代償は僕たちではなく、子ども達により濃く残してしまうことになるからだ。

 

「今、私たちの体内にある化学物質のうち、3万〜5万種類は私たちの祖父母の体内には無かった」という衝撃の事実を彼女は語ります。
さらに、これと比例して先進工業国では慢性小児疾患は急増しているデータも見せてくれます。

 

「イギリスでは小児白血病は1世代で20%増え、アメリカでは自閉症や自閉症スペクトラム障害、その他の学習障害が7倍も増えている」というのです。

 

日本も同じような状況で、全く他人事ではありません。

 

プレゼン終盤に現れる、化学物質に汚染されていく胎児の声を聴いて、あなたはなにを思うだろうか?

 

 

 

5.「驚くほど論理的な、赤ちゃんの心」 ローラ・シュルツ

あなたは、赤ちゃんがどんなことを考えながら行動していると思っているだろうか?

 

ローラ・シュルツは、赤ちゃんが驚くべきスピードで物事を学んでいくことに関心を持ち、ユニークな実験で赤ちゃんの行動を分析した。

 

その実験結果から浮かび上がったのは、タイトル通り、驚くほど論理的に判断し行動する赤ちゃんの姿
「話す前の赤ちゃんはわずかなサンプルから、速く正確に豊かな抽象的推論をする能力を持っている」と彼女は話す。

 

だからこそ、赤ちゃんはものすごい早さで物事を学んでいくことが出来るのだ。

 

愛くるしい赤ちゃんの実験映像とともに、驚くべき赤ちゃんの論理的な思考の世界をあなたは目撃するだろう。

 

 

6.「私たちが生まれてくる前に学ぶこと」 アニー・マーフィー・ポール

「人間はいつから学び始めるでしょうか?」

 

この問いかけからこのプレゼンは幕を開る。

 

彼女の答えは「生まれる前」すなわち、胎児の頃から既に学び始めているという。

 

その例の1つが言語
胎児は生まれてくる環境で話されている言語を、胎内で既に学び始めているというのだ。
それを示す研究結果として、誕生時から赤ちゃんは母国語のアクセントがついた泣き方で泣くというものがある。
フランス人はフランス語の、ドイツ人はドイツ語の旋律輪郭に沿った泣き方をするという。

 

これだけではない。
子ども達は胎内にいる時から、母親を通して様々な外の環境の刺激を感じている。

 

彼女の語る胎内学習の新発見の数々を、僕たちはここで理解しておくべきだ。

 

 

7.「赤ちゃんは何を考えているでしょう?」 アリソン・ゴプニック

心理学者のアリソン・ゴプニックは、「乳幼児期はさながら人類における研究開発部門」と表現する。
彼女は乳幼児の子ども達が日々の生活の中で、実際に行っている洗練された情報収集や意思決定についての研究結果を語ってくれます。

 

人類の赤ちゃんは、他の動物と比べて圧倒的に長い時間を親に依存することでしか生きていくことができない。
それがいったい何を意味するだろうか?

 

それにはきちんとした答えがあると彼女は言う。
様々な動物の種類を見てみれば、その種が幼体として過ごす期間は体の大きさと比較した脳の大きさや知能や柔軟性に関連しているというのだ。

 

子ども達が遊び学んでいく上で、僕らは子どもをどのような存在として見ればいいのか。
圧倒的な研究実績と、子どもへの尊敬のまなざしが感じられる彼女のプレゼンを是非聴いて欲しい。

 

 

 

最後に

子どもに関する革新的なアイデアの数々いかがだっただろうか?

 

全部見ると結構時間がかかるが、是非子どもに関わる人には見てもらいたいプレゼンばかりである。

 

また、TEDのプレゼンは英語でそれぞれの専門的な話をするため、英語学習にも役に立ちます。
例えば、僕は世界一周する上で、子どもに関する英単語やフレーズを学びたくても、語学学校ではなかなか専門分野まではカバー出来ない。(僕が英語超初心者レベルって言うのもあるが。)

 

なので、このTEDプレゼンはそんな時にも役に立つ。
専門分野に絞ってプレゼンを聴いて、英訳と日本語訳を見ることで、日常生活ではなかなか聴くことの出来ない英語に出会うことが出来る。

 

今回は子どもに関するプレゼンをまとめたが、他にも素晴らしいプレゼンはたくさんあるので、今まであまりTEDを見たことの無い人がいたら、是非他のプレゼンも探してみると良いかもしれない。

 

 

 

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筆者プロフィール

原田智広

1994年3月3日茨城県生まれ。関東学院大学人間環境学部卒業。高校時代に「俺、大学に入ったら辞めそうだな。」と、せめて興味のある子どもに関する大学に行こうと消去法で進学するが、想像以上に保育にはまってびっくりする。その後、自身の生い立ちや大学時代の1人旅の経験から、世界中老若男女問わず、誰でも保育園に遊びに来れる保育園×ゲストハウスを考案。大学4年時、その保育園とそれに基づく世界一周プランを延べ2000人以上の前でプレゼンし、保育ドリームプランプレゼンテーション共感大賞、TABIPPO世界一周コンテストDREAM最優秀賞受賞。現在は世界一周中。


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