Tomohiro Harada

世界一周体験記〜出産は全治8か月の重傷!?〜

先日、フィンランドの子育て支援「ネウボラ」を日本で実践している和光市の取り組みの勉強会に参加した。

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講義をして下さったのは、和光市子育て世代包括支援センター施設長の榊原久子先生。

体験型講義でとても分かりやすく、知らないことばかりだったのでとても楽しかった。

ということで、和光市の子育て支援の実践やネウボラについてたくさん勉強させて頂いたんだけれど、僕が最も印象に残ったのが、妊娠、出産、産後の大変さ。特に産後の大変さについて。

講義の中で、タイトルにもある「出産は全治8ヶ月の重傷」というワード。
これを聞いたときよく意味が分からなかった。
なにかの例えなのかと思った。

よくよく聞いてみると、産後の母親の体内は、赤ちゃんに栄養を送る胎盤が剥がれ、大けがをしているような状態なんだそう。

例えるなら、「二の腕の皮膚が剥がれて血がダラダラしているような状態」という話が強烈に印象的だった。
そして、そんな状態の女性に「仕事して、家事して、子育てして。」なんて言えますか?と。

言えない。
助けたい。

あと、産後に一気にホルモンバランスが崩れ産後鬱というものにも陥ることがあるそう。

榊原先生曰く、「やっぱり赤ちゃんのことを一番分かってあげられるのはお母さんだけど、そのお母さんを一番分かってあげられるのはお父さんだよね。」

奥さんを癒してあげられるおっさんになろうと思った。

男からしたら、妊娠もしないし、母親の体内は見えないし、「胎盤が剥がれる」と言われてもいまいちピンと来ないけど、目に見える二の腕に例えられたことで「そんな重症なのか。」とイメージしやすかった。

妊娠は自分の体型が変化していくことからストレスを感じやすかったり、日常生活が大変になったり。
出産は「鼻の穴からスイカをだすようなもの」とか「出産の痛みは男だったら死ぬ」とかよく言われているし、人によっては帝王切開、会陰切開があるというくらいの知識はあったから想像を絶するような痛みなんだろうと、ある程度辛いことをイメージすることは出来ていたのだけど、産後はどう大変かはよく知らなかった。

もちろん子どもが生まれたことによっての不安や生活習慣が変わることから大変なのは知っているが、母体がここまでダメージのある状態なのは知らなかった。

勉強会にはたまたま妊婦の方も来ていたが、その方も「知らなかった。産後がこんなに大変なんて誰も教えてくれなかった。」と仰っていた。

これから産もうという妊婦さんが知らないのだから、きっと世の中の僕のような男達はほとんどの人が知らないだろう。

また、産後鬱になっている人の傾向としてほとんどの人が「旦那ストレス」を抱えているとか。

奥さんを支えようとしないのは論外だけど、旦那からしたら支えているつもりでも奥さんからしたら「そうじゃないんだよねー。」ということが多いそう。でも、支えようとしてくれているから、「そうじゃない。」とは言いづらいなんてこともあると。

難しい。

ストレスを少なく子育てしていくには、夫婦ふたりで子育てに向けて大変なこと、どう生活していくか共通理解しておかなくてはいけない。

やっぱり、対話が大切。
「話す」ことは「放す」こと。
自己開示して、困っていることを伝えることは子育ての中でものすごく大切で、「放さない」と一人で抱えきれなくなってしまう。
その結果が、ニュースで報道されるような痛ましい事件にも繋がっていってしまう。

でも、僕はやっぱり母親とか女性ってすごく強がってしまうイメージがあるから、困っていることを引きだせるようなおっさんになりたい。

産後の辛さもそうだけど、子育てに関する知識をもっと常識にしていきたい。
そういう僕はまだほとんど何も知らないんだろうけど。

でも、子育てのことや母親についてもっと理解したい。
将来の自分自身の奥さんのためにも。
そう思えた勉強会だった。

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世界一周では、やっぱり子育て先進国と言われているような北欧やオランダを特に行きたいと思っていたけど、より行きたくなった。

そういう国は、子育て支援制度が日本と全然違う。
それは多分国全体の子ども観の表れだと思っていて、そういう国の人に子ども観や子育てについて生の声を聞きにいきたい。

それぞれの国の制度や教育くらいなら、日本にいても調べられるけど、その中にいる人や雰囲気やひとりひとりの考え方は行かなきゃ分からない。

きっと、日本と全然違う。

それをどんどんこのブログでも発信していこう。

僕は、3月に大学を卒業し、「幼稚園教諭1種免許状」と「保育士資格」を持ってはいるけれど、まだまだ知らないことばかり。


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