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世界一周体験記〜幼稚園なのに園舎がない?森のようちえんって知ってますか?〜

 

 

みなさん幼稚園や保育園と聞いてどんな場所を想像しますか?

 

 

なんとか幼稚園って書いてある門や柵に囲まれていて、園舎があって、園庭に滑り台とかブランコとか遊具があって。

よく目にする幼稚園や保育園ってこんな感じだと思うんです。

 

 

しかし、僕が今まで見学に行った園の中で「森のようちえん」と呼ばれるところへ行ったことがあります。

 

森のようちえんとは、自然体験を軸とした保育、子育て、教育の総称です。幼少期の子どもを対象としており、「幼稚園」だけでなく、保育園、学童保育、自然学校、子育てサークルを指すそうです。

森のようちえんはデンマークの一人のお母さんが森の中で保育をしていたことが発祥ですが、ドイツで特に発展していて、デンマークよりドイツの方が森のようちえんの数は多いです。

 

そして、日本でも豊かな自然環境を活かして森の中で保育するところが多くなってきています。
僕は山梨と長野にある森のようちえんに見学をしてきました。
今回は特に衝撃を受けた長野の森のようちえんの様子を紹介します。

 

 

森のようちえんは、その名の通り森の中で保育をしていました。
僕が行った時は二月下旬だったので、まだ雪もあって結構寒かったです。
そして驚きなのが、ここには園舎がありません。
子ども達はずっと外で遊んで、外でご飯を食べ、外で絵本の読み聞かせを聞き、外で帰りの集まりをします。

 

 

しかし、そんな中子ども達は元気良く遊んでいました。
手作りのブランコがあったり、

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雪の滑り台があったり、

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切り株に座ってみんなでごはんを食べたり。

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森の中で遊んでいる子ども達は森の妖精のようでした。本当に。

 

僕に子ども達と雪の中で思いっきり遊びました。
雪は溶けかけだったのでどろんこになって遊びました。
子どもと遊んで今までで一番楽しかったなと思う環境はここがナンバーワンです。

長野にあるので冬はめちゃくちゃ寒いらしいです。
氷点下10何度になることも。
しかし、そんな中子ども達は元気良く遊んでいるそうです。
むしろ大人達の方がきつくなってくるとか。

 

冬は寒くて風邪をひいてしまうから子どもを外に出さないっていう保育園もあるなか、この話を聞いて、寒さへの強さだけではなく、やっぱりどこか大人の都合や常識、ものさしで子どもの可能性を決めつけてしまっているところがあるんじゃないかなと思いました。

 

子どもってすごいなと改めて感じるお話でした。

 

また、森はほとんど手つかずの状態なので、トゲがある木とかあるんですよ。
僕も実際知らずにその木を掴んで痛い思いをしました。
普通に考えたらこんなの生えてたら危ないと思いますよね。それ以外にも森ならではの危険もたくさんあります。

 

それを園長先生に聞いたところ、「子ども達は何が危険か分かっていて、大きなケガや事故は1度もない。」と仰っていました。

もちろん死に直結するような環境は論外ですが、ある程度の危険を子ども達に経験させることで学習し、将来的に危機管理能力が身に付くということですね。

 

そして、もう1つ驚きだったのが、職員さんがこども達と同じ14時や15時くらいに帰ること。
今の日本では、保育士の仕事の質や量と給料がつりあっていないということがが問題になっていますよね。
僕の知り合いでも、7時には園に着き、家に帰るのは22時過ぎという人もいます。

 

この森のようちえんでは給料は高くはないものの、自分の時間を多く持つことで、ストレスが少なく働けるという環境になっています。

 

北欧あたりでは、このように子どもと同じ時間に早く帰り、ストレスを少なくすることでクリエイティブな仕事ができるという考え方だそうですが、日本ではまだまだめずらしい労働環境だと思います。

 

なぜこんな早く帰れるかと言うと、出来るだけ書き物や事務的な仕事は作らないそうです。
保育士が労働時間が長くなる要因として、こうした事務作業があることが挙げられると思いますが、その仕事は本当に保育士を過酷な状態にしてまで必要なのかを考えなくてはいけないと思います。

 

「大学でやるように教わったから」「他の園もやっているから」「上司にやれと言われているから」
僕は、自分のしている保育や作業がこれらの言い訳にあてはまってしまうならば、保育は進化していかないと思います。
もちろん雇われている保育士がいきなりやり方を変えるのは不可能でしょう。
僕も多分言いなりになっちゃいます。

 

だから今回の森のようちえんのように、自分のやりたい保育を自分で作るという考えがとても重要なんだと思います。

 

この森のようちえんの園長先生も、もともとは都内の保育園で働いていて、保育士もこどもも息苦しい環境に疑問をもっていたそうですが、自分でこの森のようちえんを立ち上げ、今ではこの園に通うために県外から引っ越して来た人が半分を占めるそうです。

 

 

本当にすごいところでした。

 

 

園の名前はだしていいかよく分からなかったので、もしこの森のようちえんが気になった人は個人的に連絡を下さい!

 

 

 

 

 


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